脂肪肝が悪化するとどんな症状が出るの?

肝臓は自覚症状が分かりにくい部分ですが、脂肪肝が悪化すると肝炎や肝硬変に移行してしまい、少しずつ症状が目立ってきます。

 

脂肪肝になり肝臓の機能が低下してくると、本来は排出されるべき毒素が体に残ってしまうため、十分に睡眠をとっていたとしても疲れが残ってしまい、慢性的な疲れやだるさを感じることが多くなります。

 

皮膚がかゆくなることや微熱が出ることもありますが、このような自覚症状は直接的に脂肪肝には結びつかないので、この段階では症状による病気の発見は難しくなります。

 

脂肪肝がさらに悪化すると、食欲がなくなったり胃もたれしやすくなったりすることがあります。

 

便秘になることも多く、尿の色が濃くなりおならの臭いが強くなってきます。

 

脂肪肝は食べ過ぎや飲み過ぎが主な原因ですが、特に肉などのタンパク質をたくさん食べていると悪臭が強くなる傾向があります。
おなかにガスがたまりやすくなるとゲップが出やすくなって口臭が強くなる他、吸収した毒素が神経に影響を与えてめまいや動悸といった症状が起きることもあります。

 

外見的な症状では、皮膚や粘膜が黄色っぽくなってきます。
特に白目は黄疸が分かりやすい部分になり、健康的な状態では青白い色をしていますが、黄疸が出ていると黄色くにごったような色になってしまいます。

 

そして手のひらが赤くなり、顔や肩、腕や手首などにクモ状血管腫が浮き出ることがあります。

 

クモ状血管腫は、発疹を中心にクモの巣のように毛細血管が広がっている状態で、中心部を触ってみると血管の拍動が確認できます。

 

肝臓が腫れてくるとお腹のハリや鈍痛を感じることもあり、血液循環が滞りやすくなるため気温の変化に体が対応しにくくなり、汗が出やすくなったり、手足が冷えやすくなることがあります。

 

背中の右側や胸のあたりに痛みを感じることや、お腹に水が溜まってパンパンに膨れる腹水が発生することもあり、これらの症状が出た場合には医師による診察を受けて速やかに治療を開始しましょう。"